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2022.06.08

苦労していた導通検査からの補修を効率化! 新技術(特許出願準備中)による点検手法で断線位置を素早く特定

2022.06.08

こんにちは、アルビトです。

 弊社はインフラ設備向けソリューションとして、ドローンを用いた点検/データ分析/レポート作成/ロープワークでの補修作業など、お客様の設備メンテナンスの効率化をご支援しております。

日本は世界有数の落雷発生地域であり、落雷対策に関する研究・開発が日々進められています。導通検査により断線が確認された場合、早期補修を行うために断線位置の特定が必要となりますが、これまでは、ロープワークなどの人力作業で断線箇所の特定を行っており、断線箇所の特定だけで丸一日を要するケースも散見されていました。
 これにより点検期間が長期化し設備停止期間(ダウンタイム)が長くなる傾向があり、また、ロープワークでの確認は墜落災害の危険性と隣り合わせで、特に洋上風力発電設備での点検においては、波風の影響でロープワークが実施できないことによるダウンタイムの長期化も想定され、そこに新たなる手法を検討する余地がありました。 

アルビトでは、現場で培った知見と他業界でも活躍する技術専門家のスキルを基に、短期間で確実に断線箇所を特定できる新たな技術研究・開発を進めてきました。
 この新技術を用いたプロダクトでは、断線箇所の特定に要する時間を数秒程度で完了させることが可能です。
 さらに、実証検証を経て断線予兆の検出も技術的に可能であることを確認しており、予防保全の更なる促進に寄与する仕組みとして、今後幅広い対象設備に向けて展開を予定しています。

■一般的な作業方法とプロダクト利用作業方法のイメージ

 2022年6月3日に開催されたデジタル庁のデジタル臨時行政調査会において、「デジタル原則に照らした規制の一括見直しプラン(案)」が示されました。その中で代表的なアナログ規制として次の7項目が挙げられました。

●目視規制
●実地監査規制
●定期検査・点検規制
●常駐・専任規制
●対面講習規制
●書面掲示規制
●往訪閲覧縦覧規制

 設備メンテナンス業界でも目視規制をはじめとしたこれらの規制に該当するような法令等も多くあり、今後はよりデジタル化に向けた規制撤廃が進むと想定されます。また、規制撤廃に対応するためのドローンやAIをはじめとした新たな技術の導入・活用も各事業者に求められてくると考えられます。
 アルビトでは更なる技術開発やサービス・プロダクトの開発を進め、お客様の業務のデジタル化・設備メンテナンスの効率化へ向けてもご支援させていただきます。

(開発・展開に向けたパートナー企業を募集しています。詳しくはこちらへ。)

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