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2025.08.22

長崎大学での講義を実施

2025.08.22

国立大学法人 長崎大学の講義の一環として、洋上風力発電メンテナンスに関するAI・ロボティクス応用事例をテーマとした講義を行いました。
講義構成は次の3部構成で、洋上風力発電におけるDXやロボティクスの応用を概説しました。


1. 風力発電設備メンテナンスにおけるDX
 1-1. 対象領域別のメンテナンスDXの概観
 1-2. メンテナンスDXにおけるAI/ロボティクスの適用事例

2. 風力発電設備におけるメンテナンスDXのトレンド
 2-1. Input領域(データ取得の効率化)
 2-2. Process領域(解析・判断の高度化/効率化)
 2-3. Output領域(アクションの効率化)

3. メンテナンスDXの将来展望
 3-1. テクノロジーの利活用範囲の拡張
 3-2. 技術進展を踏まえた施策ロードマップの必要性
 3-3. ステークホルダー間連携によるDX加速の可能性

講義資料の一部(抜粋)

 受講した学生からは次のような声が寄せられました。


AI・ロボティクスの活用について

  • 洋上風力発電のマネジメントにおけるAI・ロボティクスの活用が、自分の想像以上に進んでいることを実感しました
  • 洋上風力発電は「これから導入が進む発電手段のひとつ」というイメージでしたが、今回の講義を通じ、実際に導入が着実に進んでいることを具体的に理解することができました
  • 異分野の技術や考え方をいかにして風力発電の現場に最適化し、新たな価値を生み出していくかという、創造性が問われる段階に来ているのだと認識しました

DXの進め方について

  • 点検、調査、診断、対処、それぞれ独立に考えるのではなくゴールから逆算しまとめて考えることが重要と感じました
  • 部分最適にとどまらず、業務フロー全体を見据えたDXの設計が必要不可欠であると感じました
  • 課題や失敗例が印象に残りました。”技術導入の目的化”や”運用視点の欠如”といったリアルな問題点は常に示唆に富む内容でした
  • 普段意識しづらいコスト面や言語対応の重要性といった企業で日々意識される実践的な話は非常に説得力があり、勉強になりました

業務・業界に対する捉え方について

  • 自身が技術者として社会に出る中で、技術を現場でどう活かすか、誰のためにどう使われるかという視点を持ち続けたいと思いました
  • 風力発電分野におけるDXの推進に微力ながら貢献していきたいという意欲が高まりました
  • 今まで意識したことのなかった洋上風力発電でしたが、この授業を通してとても関心が深まりました。就職活動をしていく中で、関係のある分野も視野に入れてみようと思いました


アルビトでは、現場で培った知見や実践的な技術を社会に還元すべく、今後も教育機関との連携を大切にし、次世代の人材育成に積極的に取り組んでまいります。


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