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2025.07.11

現場に活きる「使える」アルビトのドローン研修~ドローン研修のレポートから~

2025.07.11

 アルビトは、AI・ドローン・IoTなどの先端技術を活用したインフラ点検支援と並行して、現場のDX推進に貢献する研修ソリューションを展開しています。
そのひとつにドローンインフラ活用ビジネス研修があります。この研修は単なる操作訓練ではなく、「業務の中でどうドローンを活かすか」「どう安全と精度を両立させるか」といった視点から構成されています。技術・知識・判断・伝達を統合した“現場対応力”を体系的に学べるプログラムで理論と実務がバランスよく学べるカリキュラム構成になっています。

また、この研修プログラムはドローン活用を検討されている事業者様にも有用なコンテンツとなっております。「ドローンに何を任せればよいのかわからない」、「以前ドローンを使っては見たけど思ったような成果が得られなかった」という企業様のお悩みの声も多く寄せられます。これらの課題を解決するためには、DXにおいてドローンをどう活かすか?の要点を知り、知恵として昇華する必要があります。

アルビトの研修では、ドローンを実際に飛ばしてDXを担う人、ドローンを活用してDXを実現したいと企画・検討する人、どちらの目線でも有効的に学ぶことができるカリキュラムを揃えています。


■カリキュラム構成

  1. ドローン基礎理解
    構造や飛行原理、操作体系、最新技術を学び、安全な操縦の土台を構築
  2. 法令・規制の理解
    航空法・電波法、DIPS申請、登録制度など実務に必要な法制度を体系的に整理
  3. 電源・電波・磁場の管理
    トラブル要因となるバッテリー劣化や電波干渉への対応策を具体的に学習
  4. 点検対象物の理解と撮影設計
    橋梁・風車・プラント等の構造的特徴から、画角・構図・露出などの設計視点を整理
  5. 撮影データの整理と報告
    データ整理 、報告資料作成など、納品品質の確保に必要な実務ノウハウを学ぶ

 今回は、既にドローンなどのテクノロジーソリューションを展開している企業で開催された研修(受講者:12名)における受講者の感想からいくつかトピックをお伝えします。日頃からドローンを活用している現場のプロフェッショナルに対しても、業務の見直しや改善のヒントにつながったとの評価を得られる内容であったことが見て取れます。

 実際に研修を受講したメンバーから寄せられた声をまとめました。


安全意識や現場判断力に対する気づきが多かった

  • 基礎パートは復習になり、知識の再確認ができた。特に安全対策に関する具備、携行などリスク管理の抜けを把握でき、すぐに実践できる内容だった
  • 現場のリアルな話を聞く中で、細かい設定やリスク対応について見直すきっかけになった

点検業務への応用がイメージしやすくなった

  • 橋梁点検や風車点検の話を聞いて、ドローンがどのように社会インフラに活用されているかを鮮明にイメージできた
  • 配線の取り回しや、装備品の予備、予備日設定の考え方など、これまで意識していなかった点に気づくことができた
  • ドローンを活用したいと考えているお客様が何を気にしているのかを念頭に業務を設計することの重要さをしみじみとした事例から知ることができたのが大きな気づきとなった

自社にも展開していきたい

  • 自社での研修制度としても活用したいと感じた。国家資格の先にある“実務基礎”や“実務上級”といったレベルの底上げを継続的にサポートしてもらいたいと感じた
  • 社内規定や運用マニュアルの整備にも、この研修内容を反映したい

他にも「危機管理に基づく計画力、適材適所の機材選定、現場対応力。ドローンを用いた点検業務において、この3点は欠かせないと実感した」「ドローンを“飛ばすこと”が目的ではなく、顧客の課題解決を支える手段として活かす。そうした意識で現場に向き合っていきたい」など、ドローン操縦者としてではなく、ソリューションパートナーとして、現場を任せられる人材としての気づきにつながるなど、ドローンサービスの提供を日常的に担っている企業からも高く評価されました。
アルビトは今後も“現場を動かせる”人材育成を支援してまいります。


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